舞台『うがい薬』と、取り留めのない日記
“ロジックがちゃんとしている”ことで有名な、脚本家の舞台が上演されることになった。
セリフの飛んだ役者が渾身のアドリブで勝負に出たところ、観客が一斉に引いてしまう。ボックス席のパトロンからは、ピントのずれた援護野次が飛んだ。役者の位置からは、脚本家が一瞬頭を抱えたが、そのまま先に進めと言わんばかりの表情がよく見えた。
ここからがクライマックスである。役者は劇場を盛り上げつつ脚本家の求める結末までを演じきれるか?
\ イソジン /
……というような舞台を見せられている気持ちになる。
ソーシャルディスタンスに配慮して座席の半分しか座れないスタバで、久しぶりにフラペチーノを注文してみた。地方ではドライブスルーを利用する人も多い。
ジューシーピーチフラペチーノ。桃の味がやたら甘く感じられて、「フラペチーノってこんなに甘かったっけ」などと思う。
ツイッターでフォローしてる人達がやたら飲みたいって言ってたやつだ。ラーメン1杯ぐらいのカロリーはありそう。
フラペチーノを飲んだ後って毎回必ず「こんなに甘かったっけ」と思ってる。輪廻。
帰りに書店に立ち寄り、“自他共に論理的であることを強く求める”と評判の、ある大学教授の著書を探してみた。2000円くらいする本は、少し古いのもあってか全然置いてない。
あれだけ世間を賑わす大舞台の筋書きの前提部分を知りたければ、今となっては電子書籍か、図書館か。
代わりに「〇〇力(りょく)」というタイトルの新書を買うかどうか考えたのだけれど、自分の本棚に置きたいと思えなくて、やめた。